WRITER栃木工場 齊藤陽子
自分を取り巻く環境の変化にどう調和し、どう自分自身をコントロールしていくか、風水の原点は自分と環境との意識化で、環境開運学ともいいますが、私は常に風水学や風水術を意識しているんです(宇宙や自然からの見えないエネルギーを信じて)。
やる気・元気、病気・天気・景気といったように"気"によって環境や自分の状態を表現しますが、毎日元気があってやる気に満ちている状態であれば、どんな困難も乗り越え、何でも出来るような気がします。実際に大抵の事は出来ます。そんな士気高く毎日が過ごせたら幸せだと思うんです(ちょっと疲れるかも)。何事もどうせやるなら"やる気"を持ってやる方が効率もいいしそれに元気があるって自分だけでなく周囲にも良い影響与えますからね。
そもそも"気"はいったいどこからやってくるのか考えたことはありませんか?
そしてこの見えない"気"の力を自分自身がコントロールできれば必ず"気"のパワーで幸せになれるはず。風水は奥が深いですが難しく考えなくていいんですよ。常に心地良い環境をつくり、心を健康にして"良い気"を保つことが重要。私の場合、お部屋の模様替えやレイアウト変更でどうやったら一番心地良いか、どこに座れば心地良いかまた気に入った場所で本を読んだり食事をしたり、好きなインテリアを飾る等で最適な住環境を工夫・創造しています。
お部屋・お庭が綺麗な状態である時は心身ともにリラックス、心に余裕も生まれ、何かしようという気持ち(=やる気)が出て周囲にも優しくなれます。自分の"良い気"を相手に配ったり、遣ったりして相手に喜んでもらう。そしてそれを見て自分も幸せになり"良い気"を受ける(戻る) そんな"良い気"の循環がつくれたら嬉しいですね。
私の"良い気"を保つための我が家のお気に入りの場所をご紹介します。家族で作ったお庭です。レンガや枕木を敷いて素材の違いも楽しんでいます。テラスで過ごす時間はとても気持ちいいものです。週末は雑草との戦いですが雑草とりも好きな事のひとつなので"良い気"を保つためには欠かせません。
最後に"良い気"を保つための方法のひとつをご紹介します。私の今年の目標です。自分と"気"の合わない"人との上手な付き合い方、どうするかです。出した答えは"逃げる"です。 間違いなく逃げたほうが"良い気"は保てます。しかし、実際には逃げてばかりもいられませんので出した答えは、"気にしない"です。
この"気にしない"って簡単なようで意外に難しい事なんですよ。つまらない事を気にして悪い気を呼び込まないようにしたいものです。これができればもう何も恐れるものはありません。都合の悪いことは全部"気にしない"のですから。良い気を保つ方法は人それぞれ違います。皆さんも是非自分に合った"良い気"を保つ方法を探してみてくださいね。
栃木工場 齊藤陽子(第104号:2010年6月)