WRITERめっき課 橋本高志
とうとう順番が回ってきましたか...。無趣味の自分としては、何を書こうか悩んでしまいますね。...最近、念願の家づくりをスタートしました。...嘘です。これは前回の宰田Hのネタでした。...ごめんなさい、真面目に書きます。
この前、岡山駅周辺を歩いていると弓道の道具を担いで歩く20人位の高校生がいました。たぶん試合へ行くのに電車を利用したのかなと思います。実は自分も高校時代に弓道をやっていました。そのせいか、なぜか急に懐かしくなり、しばらく高校生たちを見ていました。(高校生から見れば不審者か?)先輩達の弓道具を山盛りに担いで歩く後輩達、「自分も経験したな~。今だにやってるのか?」と思わず、「くすっ」と笑いが出てきました。弓道具と言っても実際には結構かさばる物なんですよ。種類は、弓(和弓の長さが220~230㎝)、矢筒(試合で使う矢が4本と予備1~2本入った筒。矢を裸で持ち歩いていたら通報されるかもしれないので筒に収めて運びます)、弦(弓を張るための物)、ゆがけ(弦を引くための鹿革製の手袋...ちょっと説明が悪いかな)、後は弓道をする際に着用する道衣(上衣、袴、帯、足袋)これが一人分の弓道具になります。それらを先輩の人数分ですから...がんばれ後輩君達...。
説明が遅れましたが、そもそも弓道って何だ? と思われる人がいるかと思います。簡単に書けば「射法八節」と呼ばれる一連の作法により、射場から28m離れた36㎝の的(白黒の円)に矢を命中させる武道です。「スポーツでしょ?」とよく言われますが、武道です!スポーツは他人と競い合う事を目的としていますが、弓道(武道)の場合は、自分自身の心身の鍛錬を目的としているからです。おっと!まだまだ熱く語りたかったんですが、文字数の制限が。まあ、色々と思い出に浸りながら、晩酌をしつつ原稿を書いております。
オーエム産業㈱ めっき課 橋本高志(第167号:2015年9月)