以前、私の町のよさこい祭りについて書きましたが、今度は夏祭りについて少し書きます。
私が住んでいるのは埼玉県坂戸市です。聞いたことが無い人が多いと思いますが、川越は知っている人がいると思います。坂戸市は川越市の北隣になり、東武東上線で川越駅から5個目の坂戸駅になります。その駅に一番近い神社のお祭りで、坂戸神社八坂祭(坂戸の夏祭り)です。
このお祭りは運営がちょっと変わっていて、坂戸神社は12町ありますが、昔の国道に面している4町が毎年交代でお祭りを運営します。今年は私の住んでいる3丁目が年番町でお祭りを進めました。
本来は毎年7月14日、15日(旧お盆の日)でしたが、次が15日に近い土・日になって、今は海の日の3連休の土・日になっていて、今年は7月の13日(土)、14日(日)でした。年番町の仕事ですが、お祭りをするための交通規制の申請、バスの運行ルート変更のお願い、交通規制になるデパート等への協力のお願い等、警察、消防、バス会社への申請から祭事のタイムスケジュール決め、各町内への行事の徹底等、4月から活動開始です。
坂戸八坂祭ですが、12町の子供神輿の渡御、屋台のお囃子・曳っかわせ、宮神輿の渡御がありますが、やはり中心は宮神輿の渡御です。
12日の金曜日にお蔵から神輿を出して、入魂祭です。
・修祓の儀
・降神の儀
・献饌
・祝詞騒擾
・玉串拝礼
等でお神輿に魂を入れて、御仮屋(3丁目で宮神輿を預かります)
13日午前中は旧国道に面していない各町内に宮神輿をトラックに載せての渡御です。本来であれば13時からは子供神輿の合同渡御、子供の神輿でも12基が連なっていると壮観です。残念ながら今年はコロナ明け2年目でまだ中止です。各町内では子供たちが楽しく担いで、屋台に乗ってお囃子をやっています。
夕方は神社に各屋台(山車)がそろっての奉納囃子、その後、20時まで各町内での曳っかわせで1日目は終了です。
2日目は朝8時の各町内の雲切り囃子からスタートです。1日目は雨でしたが、今日は降らないでしょう!
御仮屋での直会の儀、宮神輿を出して坂戸文化会館まで移動して渡御の準備、13時から神幸祭で
・修祓の儀
・宮司一拝
・祝詞奏上
・玉串拝礼
・直会の儀
・乾杯
これでやっと神輿を担ぎます。
坂戸文化会館から坂戸神社を経由して坂戸駅まで17時まで4町を順番に渡御です。
渡御が終わってもまだ行事はあります。神輿をトラックに載せて、文化会館での送り囃子で神輿を送ってお蔵前で還幸際です。3回目の神事ですね。ちょっと違うのが玉串拝礼の次に昇神の儀があります。神様がお神輿からお戻りになります。
これらの祭事の進行や宮神輿の準備、片付け等、年番町の仕事で、4年毎にやっています。疲れるけど、お祭りは子供たちも楽しみに、町内の人たちも楽しく和気藹藹とやっています。
コロナの影響で昨年、4年ぶりに屋台(お囃子)が復帰して、今年は5年ぶりの宮神輿の渡御ができて、来年は子供神輿の合同渡御が復活すると良いですね!
と終ったように書いていますが、20時までは屋台の引っかわせが続いています。
来年は7月19日(土)、20日(日)です。是非遊びに来てください!
以上です。
オーエム機器㈱ 茨城工場 越川知己