WRITER業務部 俣野孝之
当初の目的はダイエット。思い立ったが吉日と昨年の6月中旬の梅雨真っただ中、軽い気持ちで開始した。
以前から体力には自信があったので、初日はランニング感覚(早いペース)でスタート。しかし人生、そんなに甘くはなかった。
走り始めて10分程経過したころから太ももが痛くなり、まさかの走りながらの筋肉痛を体感。日頃の運動不足を痛感させられ、何とも情けない。(考えてみると、社会人になって以降、10分間という長い時間を1度も走ったことが無かった。)
筋肉痛が直って、目的を筋力回復、健康維持に切替え、ランニングをジョギングに変更し、無理しない程度に、1日約30分間を7ヶ月程継続している(自分にしては快挙である)。
いつも会社から帰り、軽く喉を潤した後、自宅側の遊歩道をメインに四季折々の夜の風を感じながら走る。走ると小さいが良いこともある。
夏の夜は思いの外涼しくて気持ちいい。汗が全身から噴き出す感覚も新鮮。シャワーの後の一杯が美味い。
秋の夜は落葉を踏みしめる音が心地いい。満月の夜は青白い別世界。スポーツの秋、走った後の一杯が美味い。
冬の夜は寒い。ほんとに寒い。何でこんなとき走るのか、いつも考える。しかし空の星はとことん美しい。取り敢えずオリオン座とカシオペア座、北極星等探し、納得して帰る。冷えた体を風呂で温めた後の一杯が美味い。
春の夜はまだ走っていない。ただ、提灯でライトアップされた桜並木の夜桜を眺めながら、・・・お花見かな。一杯が美味いだろうなぁ。
さて、約7ヶ月継続したジョギングの効果は、"筋肉痛にはならなくなった"、"風邪も引いていない"等が上げられるが、当初目論んでいたダイエットは"少し体が締まった気がする"程度で、押並べると"体重が変化していない"といった具合。
振りはこの辺にして、勘の良い人は気付いたかも知れないが、この寒い時期、効果が見えないジョギングを継続するのは正直苦しい。"弥高山がみてる"のネタにもなったことだし、これを機に暖かくなるまで一時休止しよう!
オーエム機器㈱ 業務部 俣野孝之(第18号)